食育

平成30年度より自園調理給食が始まりました

ひがし幼稚園では30年以上前から週3日の給食を取り入れてきましたが、宅配型のお弁当給食でした。創立50周年を迎えたことを機会に、園管理の厨房環境を整え、個々の食べる量に合わせた温かな料理の提供を始めました。
大切な子ども達の身体をつくる日々の食事です。レトルトや既製冷凍食品、化学調味料を一切使わず、顔の見えた日本国内の安全食材を昆布や椎茸などの天然出汁で調理します。園の教育方針と企業精神が合致した株式会社ミールケアとの協力体制のもと実現しました。園児が農作業に関わっているひがし幼稚園農園で収穫した作物もふんだんに取り入れることにより、その実体験から真の食育を目指します。園生活における食も教育の一環としてとらえ、食事のマナーや食べ物を見極める力をも養うと同時に食に感謝する心を育てます。

畑にて

約300平米ある園の無農薬農園。子ども達は土に触れ収穫の喜びと苦労を経験します。この経験があってこそ身体と共に心も豊かに成長していきます。

旬の秋刀魚を食す

年長になると正しい箸の持ち方で大船渡で水揚げされた秋刀魚の炭火焼きを一人1匹いただきます。味覚だけでなく、視覚・嗅覚をも研ぎ澄まし、忘れてはいけない日本人本来の食文化を経験します。